四十八瀬川の四季

2008年4月
四十八瀬川 春の様子

桜の花も散り 雑木林では木々の芽吹きが始まりました。
芽吹いたばかりの丸まった白っぽい葉、つやつや光る黄緑色の葉、
ちょっと赤味をおびた葉と色は様々。緑のグラデーションが霞のようで綺麗です。
四十八瀬川の今の季節の様子をお伝えします。


写真1:満開のヤマブキと大倉尾根を望む


写真2:土手もすっかり緑色に変わりました。波多川付近


写真3:上流での流れの修復が終わり水量が増えた魚道。霞堰


写真4:昨年の台風で流された堤防の工事がようやく終わり、流れもご覧のように変わりました。旧甘柿橋付近

2007年11月
四十八瀬川 紅葉、晩秋の様子

急に寒くなり、秋が深まる
11月の四十八瀬川の周辺を紹介します。


写真1:河岸段丘の林で始まった紅葉


写真2:河岸段丘反対側からの景色


写真3:田んぼのあぜに群れて咲いているイヌタデ(別名アカマンマ)。幼いころおままごとのお赤飯にして遊びました


写真4:同じ田んぼのあぜに群れて咲いていた白いイヌタデ。ネットで調べた所 稀に白い花もある・・とありました。

2007年9月
四十八瀬川 秋の様子

波多川の畑のキイロコスモスも見事満開になりました
9月の四十八瀬川の周辺を紹介します。


写真1:実った稲と彼岸花


写真2:オトコエシとキイロコスモス 波多川の畑


写真3:波多川の土手のツルボの群落


写真4:台風9号の通過で流れの変わった魚道


写真5:荒廃地対策、甘柿の畑コスモスが咲き初めました


写真6:酒米と黒米見事に実りました、甘柿の田んぼ

2007年5月
四十八瀬川畔のヤマフジ

四十八瀬川畔のヤマフジが満開で見ごろです。


写真1:この花は長さ5〜6m 圧倒されるばかりです。波多川天津神社下の林です。

2007年4月中旬
丹沢の山並み 季節外れの雪化粧

4月中旬 季節はずれの雪が丹沢の山々に降りました


写真1:真っ白になった丹沢の山をバックに土手の菜の花の黄色が鮮やかです


写真2:咲き始めた八重桜のピンクがほんのりと目立ちます


写真3:土手のマユミの木の芽吹き(木全体が萌黄色です)

2006年11月
四十八瀬川 秋の様子

波多川の土手のエノキが見事に黄色くなりました。
黒木の景色と一緒に写しました。
11月の四十八瀬川の周辺を紹介します。


写真1:丹沢の山並みと


写真2:徐々にあき色に染まって行きます


写真3:黄色く色づいたエノキ

2006年1月
四十八瀬川 1月の雪景色

例年になく寒い冬です。 四十八瀬川の源流である、鍋割山のふもとにある「ミズヒの滝」に行ってきました。(1/7) 気温0度、さらさらの粉雪が時々舞い、山肌にしみだす湧き水は凍りつき、岩は大きな氷で覆われていました。

その様子と四十八瀬川の1月の雪景色と今(1/10)を紹介します。


写真1:小さな木の橋にできたツララ


写真2:大きな岩もこのとうり


写真3:ミズヒの滝 (水の流れの少ないところは凍っているのがわかりますか?)


写真4:1月5日 雪に覆われたたんぼ


写真5:エノキもケヤキも白くお化粧


写真6:マユミに積もる雪(つめたそう・・)


写真7:魚道付近 (枯れた様な木にも春を待つ準備が・・)


写真8:青空に伸びるケヤキ


写真9:源流域の鍋割山が見えます(写真左)

2005年11月
四十八瀬川 晩秋の様子です

四十八瀬川 晩秋の様子です。澄んだ水が勢いよく流れ、河川敷はツルヨシのエンジの穂、ススキの白い穂が目立ちます。土手には薄紫のノコンギクが咲いているくらいで、キンミズヒキやコブナグサの葉が赤く紅葉していてきれいです。
いつの間にかトンボや蝶などの姿が見えなくなりましたが鳥達の姿が里地に戻ってきています。今月初めには「カワガラス」「ジョウビタキ」「ホオジロ」を見ました。
11月の四十八瀬川の周辺を紹介します。


写真1:10月の欠畑付近です。稲刈りが終わり寂しくなった田んぼ

↓それから1ヵ月後


写真2:黄色く色ずづエノキ


写真3:河岸段丘の紅葉


写真4:霞堰より波多川方面の様子


写真5:魚道の流れ


写真6:欠畑の水の流れ


写真7:欠畑付近のススキ原と紅葉


写真8:土手の秋景色


写真9:夕方の景色

2005年8月初旬
今年の夏、四十ハ瀬川は例年より水量が多く、気持ちの良い流れです

河川敷ではヨシが元気よく育ち、反対側の田んぼでは稲が大きく成長しています。中にはもう花が咲き、穂になっているせっかちさんもあります。
土手は人が通る踏み跡以外は草が茂り、まさに緑一色。 水の流れの音をBGMにゆっくり歩いていると、そこかしこから虫の声が聞こえます。 田の上にはトンボがたくさん飛び交い、水流に沿ってオニヤンマがパトロールしているのにであえます。
目立った花はあまりありませんが、クサギの花が咲き始め芳香を漂わしています。


写真1:コマツナギ


写真2:咲き出したクサギの花


写真3:池のヒメガマ


写真4:波多川の田んぼ「こんなに大きく育ちました」


写真5:波多川体験場の黄色コスモス

この夏に出会った昆虫も少しだけ紹介します。


写真6:アカタテハ


写真7:オニヤンマ


写真8:キリギリス


写真9:ゴマダラカミキリ


写真10:シオカラトンボのオス


写真11:ショウリョウバッタ


写真12:ハヤシノウマオイ


写真13:ミヤマアカネ


写真14:ヤブキリ

暑い夏にしか出会えない虫たちがまだまだ草の中に隠れています。探しに来てくださいね。

2005年6月中旬
四十八瀬川周辺の様子

今年は少雨のせいか川の水が少なく、さらに田に水を取り入れるようになったため、ますます川の水が減ってしまいました。6月の初めより田植えが始まり、ほとんどの田で小さな緑の苗が整然と並んでいます。(写真1)


写真1:田植え終わった田んぼ

土手には濃いピンクの「ノアザミ」と鮮やかな黄色の「コウゾリナ」が咲き、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミなど沢山の蝶が花を求めてヒラヒラと飛んでいます.木々の花はほとんど終わり、今は実りのときです。

少し写真で紹介します。
「オニグルミ」 この川沿いには大きな木がたくさんあります。ツルツルの丸い緑の実がたくさんついてます。
「マユミ」 秋になるとこの四角い実が薄ピンク色になり、熟して割れると4つの赤い実が見えます。
「ミツバウツギ」 種の形が変わってますね。逆ハート?それとも・・・?
沢山ついていてなんとなくユーモラスです。
「ヤマグワ」 この木も沢山ありますが、切られてしまってなかなか大きな木はありません。赤から黒へ変わったら食べごろです。


写真2:オニグルミの実


写真3:マユミの実


写真4:ミツバウツギの実


写真5:ヤマグワの実

「おまけ」 @波多川の池では「アサザ」の花が沢山咲いてます。お日様大好きな花なので、天気の良い日の、できれば午前中に行ってみてください。(ゲンゴロウもいます。)


写真6:アサザの花

2005年5月17日
初夏の四十八瀬川の周辺の様子をお知らせします

コゴミやオドリコソウが咲いて広々とした河原もツルヨシが元気良く伸びだし緑一色となりました。(写真1)
土手ではイタドリが大きく伸び、ハルジョオン、ミヤコグサ、ノイバラが咲いています。(写真2ミヤコグサ)
河川敷にはニセアカシア(はりえんじゅ)が多く、ミズキの白い花と競うように咲いています。(写真3)
田んぼでは田植えの準備が始まりました。草を刈り、畦を直し、土を耕し、そして水が張られました。なんか懐かしい素敵な風景です。(写真4)
久しぶりに水の入った田の中を「ヤマカガシ」がゆったりと泳いでいました。(写真5)


写真1:河原はツルヨシが元気良く伸びだし緑一色


写真2「ミヤコグサ」:濃い黄色の花が目立つマメ科の草で、昔この草が京の都に多かったことから「都草」と付いたと言われます


写真3「ニセアカシア」:向こう側の白くて丸く見えるのが「ミズキ」です


写真4「田んぼ」:田んぼでは田植えの準備が始まりました


写真5「ヤマカガシ」:この辺では良く見られます。水田や川の近くに住み「カエル」を食べます。毒をもってますがおとなしい蛇です

2005年春(その2)
4月24日(日) 「ギンヤンマの羽化」確認

川の畑に作った小さな池(150×250センチ)。

ヒメガマ、アサザ等を植えたところ、ミズスマシやハイイロゲンゴロウ、キベリクロヒメゲンゴロウなど沢山の水生昆虫が来てくれました。(続きを読む)

2005年春4月
四十八瀬川の春の様子を写真でお知らせします

先日季節外れの雪が丹沢の山に降り、冷たい風の吹く今日四十八瀬川の春を探して歩いてきました。

枯れたヨシの間から「コゴミ」や「オドリコソウ」の芽が出ていました。土手のふちには「ホトケノザ」「オオイヌノフグリ」田んぼには一面に「タネツケバナ」が咲いていました。

川では「キセキレイ」「セグロセキレイ」が楽しそうに恋の歌を歌っています。 大好きな四十八瀬川の春の様子をチョッとだけ写真でお知らせします。(詳しくはこちら)



更新:
2008年5月10日 10:24:45